「車の中には、まだかすかに、夏みかんのにおいがのこっています。」
これは、「白いぼうし」の一説です。
この文章を読んで、懐かしく感じられた方もいらっしゃると思います。
運転手の松井さんが、男の子の捕まえたモンシロチョウを逃がしてしまった
代わりに、夏みかんを帽子の下にそっと隠した優しさ溢れる作品です。
4年生最初の国語では、「白いぼうし」を勉強しました。
松井さんの人柄を考えながら、どのように音読するかを皆で考え、練習しました。
せっかくの機会なので、授業の最後に、グループ毎に音読発表会を
しました。大工原副校長を審査委員長にお迎えし、クラス全員が審査員と
なり、厳正な審査を行いました。
グループ部門では、1班が優勝。8班が準優勝。
個人部門は、MVP、2位、3位だけでなく、大工原先生賞、白川先生賞、
清水先生賞、努力賞と数多くの賞が贈られました。
今回受賞しなかった子も、とてもよく頑張りました!!
「あなたが今笑顔にしたい人は誰ですか?」
現在、上田市にあるサントミューゼ 上田市立美術館で開催中の越ちひろ展。
その中で、上田市内の子供たちが、越さんと制作した作品に感銘を受けて4年生の図工の時間に長野小あっぷっぷプロジェクトをやってみました。
まずは、子供たちに今笑顔にしたい人を問いかけました。
「お父さん。お母さん。理由はいつも会社の仕事が忙しくて、夜遅くに帰ってきて、疲れているから笑顔になってほしい。」
「弟。いつも私を笑わせてくれるから。」
「家族。いつも頑張って仕事をしてくれているから。いつも自分のために頑張っているので、元気にして、楽にしてあげたいから。」
「転校生。まだ引っ越してきたばかりで、恥ずかしがりやだから。」
「お友達。いつも私を笑わせてくれるから。一緒にいると楽しいから。」
「全国のみんな。地球中が笑顔になったら、みんな仲良しになれるから。」
子供たちが、笑顔になってもらえるように思いを込めて作った作品の数々・・・。
参観日まで展示するので、ぜひご覧ください。